激しい雨雲の流入に伴って2026年9月8日21時43分に東京都を流れる石神井川の水位が急激に跳ね上がり、練馬区に位置する稲荷橋基準観測所において氾濫危険水位を超える可能性が極めて高くなったことから、関係機関は周辺地域の住民に対して最大級の警戒を求めるレベル4氾濫危険警報の発表に踏み切りました。豪雨の影響で河川敷や護岸の周辺は急速に水没しており、危険な状況が続いています。
石神井川で越水が起きた場合、練馬区、板橋区、北区、荒川区の4つの行政区で大規模な浸水害が発生するおそれがあります。
急激に雨量が増加した観測所の状況
練馬区の稲荷橋基準観測所では、短時間の降雨によって川の水位計の数値が警戒ラインへ一気に近づきました。関東地方上空に発達した雨雲が停滞した結果、都内各地で激しい雨が降り続いています。観測地点では1時間あたり50mm前後の非常に激しい降雨が記録されました。
- 練馬区:稲荷橋基準観測所周辺の水位が急上昇
- 板橋区:下流域における住宅街への浸水リスク
- 北区:低地での冠水および支流からの逆流警戒
- 荒川区:本流合流地点周辺の警戒強化
多摩地域から特別区西部に広がる雨域
大雨の範囲は多摩地方から東京23区西部を中心に集中して広がっています。激しい降雨は道路の冠水を引き起こし、各地で側溝や下水道の排水許容量を超える事態が発生しています。
浸水を回避するための防護措置
川には近づかないでください。
都市河川の水位は数分単位で急激に変化するため、屋外の様子を見に行く行為は命に関わる危険を伴います。浸水が想定される区域にいる場合は、少しでも浸水しにくい建物の上の階に垂直避難する必要があります。特に地下施設では外から水が一気に流れ込む危険性が極めて高く、浸水が始まる前の迅速な退出が求められます。
土砂災害と道路冠水の継続的な警戒
降雨は多摩地方から23区西部にかけて強く降り続いており、急傾斜地では土砂災害への警戒水準も引き上げられています。
