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バチカンの教皇Leão XIVが初期段階で発見された肺結節の摘出手術を受けるためローマの大学病院に入院する方針を信徒に表明
カトリック教会の教皇Leão XIVは、初期段階で確認された肺の限局性結節を摘出するため、イタリア・ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ大学病院で外科手術を受ける。この健康状態に関する発表は、バチカンのサン・ピエトロ広場で行われた日曜恒例の「お告げの祈り(アンジェラス)」の直後、教皇本人の口から直接信徒らに向けて伝えられた。 バチカン宮殿のバルコニーに姿を現した71歳の教皇は、2026年10月11日の日曜日の正午(ローマ現地時間)に広場へ集まった信徒らへ向けて病状を説明した。定期的な健康診断の際に呼吸器の異常が発見されたことを明かし、主治医団との協議を踏まえて早期の外科的処置を行う判断を下したと伝えている。 教皇は演説の中で、医療チームによる診断結果と手術に至った経緯を具体的に述べた。「先日の検査で、医師団が私の肺に小さく限局した結節を発見した。ごく初期の段階で位置も明確に特定されており、医師らは今介入するのが適切だと判断した。そのため医師団の助言に従い、切除手術を受けることを決断した」と語り、自らの言葉で治療方針を公に開示した。 ローマ教皇庁広報局は、今回の手術が今週前半に実施される予定であることを公式に発表した。広報局長を務めるMatteo Bruni氏は、外科的介入が週の初めに予定されており、術後の入院療養期間はおよそ1週間になる見込みであると言及した。ただし、教皇が病院の手術室へ入る具体的な日時や時間帯については現時点で公表されていない。 ジェメッリ大学病院10階の専用病棟における受け入れ体制と医療方針 教皇Leão XIVは、ローマのジェメッリ大学病院の10階に設けられた歴代教皇専用の特別個室に入院して治療を受ける予定である。この医療機関は過去数十年間にわたり歴代教皇の治療を担当してきた実績があり、かつてヨハネ・パウロ2世が何度も入院したほか、前任者である教皇Franciscoも療養生活を送った場所として知られている。 バチカンの医療チームは、摘出予定の結節が良性であるか悪性であるかについての見通しを明らかにしておらず、切除後の病理組織検査を経て最終的な診断が確定する。また、聖座および教皇自身は患部を「限局性結節」と表現するにとどめており、左右どちらの肺に病変が存在するのかについての詳細な臨床データは開示していない。 関連記事: 米国のNasaは地球から100万キロ離れた宇宙でNancy Grace Roman望遠鏡の観測装置2基を本格起動し調整へ 2025年の教皇就任以降、Leão XIVに重篤な健康上の問題が公表された前例はなく、今回の呼吸器系への介入が初めての大規模な治療となる。教皇は宮殿のバルコニーから広場に集まった群衆に対して温かい支援への感謝を述べ、間近に迫る医療処置に向けて信徒たちに祈りを捧げてほしいと呼びかけた。 米国出身のRobert Prevost枢機卿による第267代教皇就任の歩み アメリカのシカゴで生まれたRobert Francis Prevost氏は、2025年5月8日に執り行われたコンクラーベ(教皇選挙)において第267代ローマ教皇に選出された。度重なる健康悪化の末に2025年4月に帰天した教皇Franciscoの後継者として選ばれ、Leão XIVの教皇名を名乗ってペテロの座を引き継いだ。...