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300人の配達員に対してiFoodの保冷バッグ200個が不足しリオデジャネイロの会場でトラックからバッグ100個とシャツ200枚が奪われる
約300人の配達員が列を作っていたにもかかわらず交換用の在庫が足りないことが告げられると、ブラジルの料理宅配アプリ最大手iFoodの資材運搬用トラックに群衆が押し寄せ、保冷バッグ約100個とユニフォームのシャツ約200枚が持ち去られた。騒動が起きたのは10月14日(水)、リオデジャネイロ市西部Barra da Tijuca地区のパルケ・ダス・ローザス(Parque das Rosas)付近にあるジェネラル・フェリシッシモ通り(Avenida General Felicíssimo)およびマレシャル・エンリケ・ロット通り(Avenida Marechal Henrique Lott)周辺の特設会場である。同社が実施していた「バッグ(bags)」と呼ばれる配達用保冷リュックの無料配布・交換イベントの途中で混乱が発生したが、管轄の軍警察(Polícia Militar、州所属の治安維持部隊)およびiFoodによると、負傷者や現場での逮捕者、押収物は確認されていない。 残り114個の告知が引き金となり警備員2人の制止を振り切って荷台へ侵入 会場に設営されたテントではすでに古い装備の回収と新しい保冷バッグの引き渡しが進められていたが、イベントの責任者が「すでに86個を配布し、用意した全200個のうち残りは114個しかない」と待機中の約300人に説明したことで現場の空気が一変した。全員に行き渡らないことを知った一部の配達員が激高し、資材を積んでいたトラックの荷台へと一斉に詰め寄った。現場にはイベントの安全管理のために民間警備員2人が配置されていたものの、押し寄せる集団を制止することはできなかった。主催者側はただちに隣接するレクリエイオ・ドス・バンデイランテス地区を拠点とする軍警察第31大隊(31º BPM)に通報し、部隊が駆けつけて現場の事態収拾にあたった。 iFoodの公式声明と1000人規模の招待通知をめぐる配達員からの批判 事件を受けてiFoodは公式声明を発表し、あらゆる暴力行為を非難するとともに、配達員の業務装備を無償で新しいものに交換する対面イベントを定期的に開催していると説明した。「定期的に実施しているiFoodの保冷バッグ配布アクションの最中に事案が発生したため、主催者が軍警察に通報した」と同社は経緯を明らかにしている。さらに声明のなかで、「この孤立した事案は、日々まっとうな収入源としてプラットフォームを利用している何千人もの配達員の行動を代表するものではなく、当社はこれらの専門職に対する敬意を再確認する」と強調した。 一方、SNS上では参加した配達員らから運営側の計画の甘さを指摘する声が相次いでおり、iFood側が公式には認めていないものの、アプリを通じて1000人以上の登録者にイベントの招待通知が一斉送信されていたとの証言が広がっている。現場に居合わせた配達員の1人は「起きたことの原因は、iFoodが1000人以上に招待を送ったのに、現地に着くと配布用のバッグが300個しかなかったことだ。この破壊行為を正当化するわけではないが、iFoodの完全な準備不足だった。列に2時間も並んでいたのにバッグを受け取れない人がいた」と証言した。また別の配達員はSNS上で「iFoodのひどい失態だが、あのような振る舞いは正当化できない。だからこそ社会が我々を不信の目で見るのだ」と投稿し、双方の対応を批判した。 リオ市での配達員支援条例の公布と第16警察署による防犯カメラ捜査の経過 リオデジャネイロ市西部で起きた今回の騒動は、同市のEduardo Cavaliere市長が市条例第9.577/2026号(Lei Municipal nº...