携帯型ゲーム機Steam Deckにおける2026年9月の総プレイ時間ランキングにおいて、The Witcher 3: Wild Hunt – Remasteredが初登場で総合8位を獲得しました。集計期間の終了直前にリリースされたにもかかわらずトップ10入りを果たした事実は、Valve製携帯機を所有する世界中のプレイヤーによる極めて迅速な導入状況を裏付けています。
今回の集計結果は、稼働時間がシステム上に反映された計測期間が極端に短かった点において大きな注目を集めました。ゲームメディアCritical Hitsの創設者兼編集長を務めるEric Arraché Gonçalves氏は、改良版がSteam上で配信されたのが9月29日であり、プレイ時間を記録できる日数が月末のわずかな期間に限られていた状況下での急速なランクインの特異性を指摘しています。
月末の短期間で膨大な稼働時間を記録したリマスター版
The Witcher 3: Wild Hunt – Remasteredの公式配信は2026年9月29日火曜日に開始され、Valveによる月間統計集計の締め切りである9月30日までは実質約48時間しか残されていませんでした。このごくわずかな猶予期間のなかで、端末の利用者は月間30日間にわたって遊ばれ続けた他の人気タイトルを追い抜くのに十分なプレイ時間を積み上げました。
米国ワシントン州ベルビューに本社を置くValveが算出した統計データは、世界中のユーザーがSteam Deck上で実際に遊んだ稼働時間の正確な合計に基づいています。この計測基準はSteamストア経由で直接インストールおよび起動されたタイトルのみを対象としており、GOGやEpic Games Storeなどの他社製プラットフォーム経由の起動や、OSをWindowsに変更した改造端末での稼働時間は集計から除外されています。
首位を維持したSlay the Spire 2と急上昇を遂げたValheim
9月の月間総合ランキング首位はSlay the Spire 2が堅持し、同プラットフォームにおける最強の人気タイトルとしての存在感を示しました。表彰台を形成する上位には、2位を確保したStardew Valleyの安定した人気が続き、3位にはThe Binding of Isaac: Rebirthが食い込みました。
CD Projekt REDが手掛けたアクションRPGの鮮烈な登場に加え、サバイバルゲームのValheimもランキング内で目覚ましい動向を記録しました。Valheimは正式なバージョン1.0の配信に伴い、従来の75位から一気に70ランク上昇して5位へと躍進しました。専門メディアのSteamDeckHQは、The Witcher 3のリマスターが上位に入る納得感とともに、Graveyard Keeper 2やValheimが上位圏に進出したサプライズを分析しています。
2026年9月のSteam Deck月間人気ゲーム上位
- 1位:Slay the Spire 2
- 2位:Stardew Valley
- 3位:The Binding of Isaac: Rebirth
- 4位:Fields of Mistria
- 5位:Valheim
- 6位:Palworld
- 7位:Baldur’s Gate 3
- 8位:The Witcher 3: Wild Hunt – Remastered
- 9位:No Man’s Sky
- 10位:Diablo IV
Valve公式レポートにおける調査概要
- 公式データの公開日:2026年10月1日
- データ集計元企業の拠点:アメリカ合衆国ワシントン州ベルビュー
- SteamにおけるThe Witcher 3リマスター版配信日:2026年9月29日
- 順位決定の評価基準:SteamOS上で認証されたプレイヤーの累計総プレイ時間
- 当月最大の順位浮上:バージョン1.0更新を経て70ランク上昇したValheim
携帯端末における今後のプレイ傾向と上位争いの行方
長期的な人気を保つインディー作品や大規模なRPGが上位を占める傾向は、携帯機ユーザーの明確な消費行動を映し出しています。Baldur’s Gate 3やPalworld、No Man’s Skyといった作品は、クラウドセーブ機能の互換性や携帯機の入力インターフェースとの親和性の高さにより、継続的に上位争いを展開しています。
9月の短い助走期間を経て定着したThe Witcher 3: Wild Hunt – Remasteredは、10月の31日間を通じたフルタイムのデータ集計においてさらに順位を伸ばす可能性があります。主人公ゲラルトの冒険がトップ争いにどこまで迫るかを示す次回の公式レポートは、10月末の締め切りを経て発表される見通しです。
