パラグアイのペニャ大統領に辞任の報道 下院で弾劾手続きの審議が始まり、正式確認は未了著者 Luís Henrique Costa
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パラグアイのサンティアゴ・ペニャ大統領が辞任したと報じられた。議会の下院が、ペニャ氏に対する弾劾(議会が大統領を罷免するための手続き)を審議している最中のことだ。ただし、辞任の正式な提出はまだ確認されていない。
報道によると、辞任は議会に提出される見通しだという。副大統領のペドロ・アリアナ氏が大統領に就く予定だと、与党コロラド党(Partido Colorado)が明らかにした。危機の発端は、中央銀行によるUeno Bankの破綻処理である。
ペニャ氏の辞任、議会への正式提出はまだ
大統領府は前日の4日、辞任の噂を否定する声明を出し、ペニャ氏が職務を続けていると発表していた。一方、コロラド党を率いるホラシオ・カルテス党首は、ペニャ氏が議会に辞表を提出すると表明した。
一部の報道は、ペニャ氏が辞任を表明したと伝えた。これに対し、与党議員のなかには、大統領が辞任せず弾劾に応じる意向だと語った人もおり、情報は食い違っている。議会が辞任を受理するかどうかも、まだ決まっていない。
下院で弾劾を審議、投票の結果はまだ
下院は、ペニャ氏に対する告発文書を審議する臨時会議を開いた。告発は、利益相反、規制の操作、与信限度の超過、資産上の利益、金融システムへの信頼を損なった行為を理由に挙げている。
コロラド党の議員グループ「ANR A」は告発を支持すると確認した。「ANR B」も全員一致で支持すると事前に発表していた。ANRはコロラド党の正式名称で、議員グループは党内の会派を指す。投票が終わったかどうかは、報道によって違いがある。
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告発の日時、場所と議会の主な数字
- 開催地:パラグアイの首都アスンシオン
- 下院の臨時会議:ブラジリア時間の10時に開始
- 告発した議員:35人
- 下院での必要票:出席議員の3分の2、定数80人のうち53人
- 上院での罷免に必要な票:定数45人のうち30人
- 下院議長:ラウル・ラトーレ氏
- 上院議長(議会議長):バシリオ・ヌニェス氏
Ueno Bank破綻から辞任の報道まで
- 11月2日:中央銀行の理事会が全会一致で、Ueno Bankの破綻処理を開始すると決定
- 11月3日:中央銀行がUeno Bankの業務停止を発表し、検察は共同創業者のミゲル・バスケス氏の予防拘禁を求めた
- 11月4日:大統領府がペニャ氏の辞任の噂を否定
- 11月5日:下院が弾劾の臨時会議を開き、コロラド党が辞任の提出を発表
- 11月5日:野党の上院議員が、罷免に賛成し辞任は拒否すると表明
中央銀行総裁のカルロス・カルバジョ氏は、ペニャ氏から辞任を求められたと伝えられている。カルバジョ氏は辞任を申し出たが、破綻処理の手続きが終わるまで職務を続けるとしている。辞任の日付は公表されていない。
預金の補償は75最低賃金分まで、中央銀行が発表
中央銀行は、預金の補償額の上限を発表した。預金は1人あたり、金融機関1行ごとに、月額の最低賃金75か月分までが保証される。金額は₲ 228.300.000で、補償は口座ごとではなく預金者と金融機関の単位で計算される。
法律上、補償は破綻処理の決定から15日以内に支払うことが定められ、必要に応じて15日延長できる。ただし、支払いの手続きと正確な日程は、中央銀行が公式の連絡で示すとしている。
パラグアイ最大のデジタル銀行、顧客は300万人
Ueno Bankはパラグアイ最大のデジタル銀行だった。報道によると、顧客は300万人を超え、パラグアイ国民の約40%が利用していた。銀行の破綻が政治危機にまで広がったのは、この規模が背景にある。
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ペニャ氏は、2025年3月まで親会社のUeno Holdingの株主だった。野党はこの関係を、大統領に対する告発の中心に据えている。
辞任や投票、副大統領は未確認のまま
辞任が議会に正式に提出されたか、議会が受理するかは確認されていない。下院の投票結果も明らかになっていない。辞任が認められない場合、既に始まっている弾劾手続きが続く。
副大統領の後任については、有力候補としてアントニオ・バリオス氏の名が報じられているが、公式な確認はない。野党の上院議員は、ペニャ氏に対する不正な資産増加や影響力の不正利用の疑いを主張しているが、この主張は一つの報道にしか見られない。議会は、投票の時刻と結果をまだ発表していない。








