MetaがInstagramのメイン画面設計を全面刷新し縦型全画面による動画優先レイアウトの検証試験を米国などで開始著者 Luís Henrique Costa
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Metaはモバイル端末向けInstagramの主要フィードにおいて、画面全体を縦型コンテンツで満たす新たな表示様式の試験配信を開始した。運営企業はこの改修を通じてReelsの閲覧頻度を引き上げる方針を取る。
新仕様には批判が集まった。
画面構造の変更と操作方式
検証中のレイアウトは縦横比9:16の比率を画面全体に適用し、従来の写真枠の周囲にあった白い余白を完全に廃止した。アカウント名や投稿テキスト、反応ボタンは映像の下部に直接重ねて表示され、利用者は画面を上下方向に連続でスワイプして次の投稿へ移動する。
最下部の固定メニューには個別メッセージ機能と検索画面への案内がそのまま残り、短尺動画専用のReelsタブも独立した導線を維持している。
- 9:16の比率に統一した静止画および動画の全画面表示
- 投稿テキストと操作アイコンの画面内への重畳配置
- 縦方向のスワイプ操作による投稿切り替え
- 初期フィードにおける短尺動画形式の標準化
動画への注力に関する最高幹部の見解
Instagramの代表を務めるAdam Mosseri氏は、閲覧行動の変化にサービス側を適合させる必要があると発表の中で指摘した。直近の決算期においてMetaのサービス群における利用時間の拡大を牽引している要素が動画であると説明し、スマートフォンでの没入感を高める狙いを認めた。
エンジニア陣は米国などの対象地域で運用を行い、縦型動画の滞在時間や写真縮小に対する離脱の度合いを監視している。
静止画クリエイターが直面する課題
横構図を扱う写真関係者は、9:16の枠線に合わせる自動トリミングによって作品の上下が切断されたり両端にぼかし処理が施されたりする現象に直面している。
ビジネス向けアカウントは、動画の露出を強化した新アルゴリズムへの切り替えに伴ってリーチ数の増減を観測した。同推薦システムは未知のアカウントによる投稿を優先し、人気の音声データを使用した動画をより多くフィードへ流し込んでいる。
試験運用の段階的展開と今後の計画
開発部隊は全面的な実装の可否を決定する前に反応を収集するため、対象アカウントを限定して更新を適用した。テスト環境下におけるReelsの長さは15秒から90秒の範囲に設定されている。
Metaは英語圏市場で測定した利用指標を基準に今後の展開可否を判断する。
最終的な導入日程は確定していない。







