マクドナルド7~9月期決算 既存店売上高は世界1.5%増・米国0.2%減 1株利益は3.57ドルで予想上回る著者 Luís Henrique Costa
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マクドナルドが発表した2026年7~9月期(第3四半期)決算では、既存店売上高が世界全体で1.5%増でした。伸び率は市場予想の1.4%をわずかに上回ったものの、前年同期の3.6%増からは大きく鈍化しています。米国に限ると既存店売上高は0.2%減となり、ウォール街の分析担当者が見込んでいた0.5%減より小幅な落ち込みでした。
売上高はほぼ72億ドルで、市場の予想である74億ドルを下回りました。調整後の1株当たり利益は3.57ドルとなり、予想の3.40ドルを上回りました。ニューヨークの取引開始前には株価が2.32%上昇し、269.19ドルで取引されています。
来店客数は前年から減少しました。客数の落ち込みは、1回の来店当たりの支払額が増えたことで一部補われています。
米国の売上減を受け、2027年に値ごろ感のある新メニューを投入
米国のマクドナルドの社長を務めるスカイ・アンダーソン氏は、26年にわたる在籍期間を経て、同部門の指揮を執ることになりました。同氏は、低価格メニューを立て直すことを任されています。
フランチャイズ店と顧客は、3ドル未満の軽食への反応が鈍いことを示しました。このため、2027年初めに適用される新しい価格表を作ることになりました。
マクドナルドのクリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は、この3か月間に取り組んだ施策で前向きな反応が出ていると述べました。同氏は、取扱量も徐々に回復していると説明しています。
レッドブルとの提携で飲料を強化、年末の季節メニューも
飲料部門は、伝統的な軽食の需要が落ち込むなかで、同社にとって明るい材料となりました。客足が鈍るなか、飲み物の販売が全体の売上を支えています。
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マクドナルドは、レッドブルと提携し、店舗でエナジードリンクを販売することを発表しました。2026年11月3日からは季節限定メニューも始まり、クッキーバター味のコーヒー、クランベリーを使ったソーダ、カフェインを含む香料入りの飲料が加わります。また、2日からは8ドルのQuarter Pounder with Cheeseのセットも提供されます。
この新しい取り組みは、低所得世帯にとって基本的な食料品の値上がりが続くなか、来店客を増やすことを狙ったものです。
2036年までに85億ドルを設備と店舗のデジタル化に投じる計画
マクドナルドは、2036年までに85億ドルを投じ、店舗の機器と社内システムを更新するとの計画を明らかにしました。このうち50億ドルは2030年までに使われる予定で、フランチャイズ店の家賃の負担軽減や、調理場と注文端末への人工知能(AI)技術の導入に充てられます。計画には、1990年代風の建築デザインを店内に戻すことや、手作りのチキンフライの生産を増やすことも含まれています。















