サッカー日本代表がニュージーランドを2対1で下しキリンカップ2026で15年ぶり12回目の優勝を達成
サッカー日本代表は国立競技場で行われたキリンカップサッカー2026決勝でニュージーランド代表を2対1で下し、同大会で15年ぶり通算12回目となる優勝を果たしました。約60,000人の観客が見守るなか、前半に上田綺世が先制点を奪い、同点に追いつかれた後の後半26分に堂安律が勝ち越しゴールを記録しました。
日本代表を率いる森保一監督は後半にシステムを変更して攻撃の活性化を図り、途中出場の中村敬斗による左サイド突破から決勝点を導きました。中村敬斗は「自分が入った時のことはイメージしていましたし、後半ゲームが少しオープンになってサイドにスペースができていたので、自分が出たら仕掛けていこうと決めていました」と試合後に振り返りました。
国立競技場での決勝戦記録と試合経過
- 大会名:キリンカップサッカー2026 決勝
- 試合日時:2026年10月5日 19時30分キックオフ(日本時間)
- 試合会場:東京都・国立競技場(観客数約60,000人)
- 試合結果:日本代表 2-1 ニュージーランド代表
- 得点経過:前半28分 上田綺世(日本)、前半32分 ベン・オールド(ニュージーランド)、後半26分 堂安律(日本)
上田綺世の先制点と堂安律の決勝ゴール
試合が動いたのは前半28分でした。日本代表は中野就斗のクロスに対してニュージーランド守備陣が中途半端にクリアしたこぼれ球に反応し、ペナルティエリア内でLOSCリール所属のFW上田綺世が右足で押し込みました。上田綺世は9月から10月にかけて行われた国際親善試合シリーズにおいて4試合4得点と好調を維持しており、「運も良かったですね。よく『噛み合い』と言う話をしますけど、今はそういった溢れてくる時期なのかなと思います」と自身の得点シーンを説明しました。
追うニュージーランド代表は前半32分、ノッティンガム・フォレスト所属のFWクリス・ウッドが自陣からの素早い逆襲を仕掛け、最後はサンテティエンヌ所属のMFベン・オールドが冷静に合わせて同点としました。前半を1対1で折り返した日本代表の森保一監督は、当初採用していた4-2-3-1のフォーメーションから3-4-2-1へとシステムを変更し、中村敬斗、伊東純也、田中碧を投入しました。後半26分、左サイド深くへドリブルで侵入したオリンピック・リヨン所属の中村敬斗が鋭いグラウンダーのクロスを供給すると、逆サイドに走り込んだキャプテンのアイントラハト・フランクフルト所属MF堂安律が合わせてネットを揺らしました。
15年ぶりのキリンカップ奪還と秋の代表活動
日本代表のキリンカップ制覇は2011年以来となり、15年ぶりのタイトル獲得となりました。今大会は日本、ニュージーランド、エクアドル、パナマの4カ国によるトーナメント形式で開催され、日本代表は初戦のエクアドル戦を0対0からのPK戦(5対4)で制して決勝へ駒を進めていました。一方のニュージーランド代表もパナマ代表とのPK戦を制して決勝に進出していました。
日本代表は今回の活動期間中、ウルグアイ代表に3対1、ベネズエラ代表に2対1で勝利し、エクアドル代表戦の引き分け(PK戦勝利)とニュージーランド代表戦の白星を合わせて無敗のまま10月の強化期間を終えました。なお、2026年10月3日に豊田スタジアムで行われた愛知・名古屋2026アジア競技大会の男子サッカー決勝では、U-23韓国代表が日本代表を1対0で破り大会4連覇を飾りました。同日の3位決定戦では中国代表がGK李昊のPK戦2本ストップによりウズベキスタン代表を退け、1998年以来28年ぶりとなる銅メダルを獲得しています。
シンガポール遠征とブラジル戦への日程
キリンカップ2026の全日程を終了した日本代表は、次回の国際Aマッチデーとなる2026年11月14日にシンガポールへ遠征し、ブラジル代表との国際親善試合に臨みます。
