サンパウロ発のLATAM機内で幼児がシートベルト金具に指を挟んで負傷しコンゴーニャス空港へ引き返し離陸を緊急中止
サンパウロ市南部に位置するコンゴーニャス空港で、出発準備を進めていたLATAM Airlines Brasilの旅客機内において、幼児の指が座席シートベルトに挟まれ重傷を負う事故が発生しました。この事態は2026年9月28日(月曜日)に起き、離陸工程に入っていた航空機が急きょ出発を取りやめ、地上待機中の救急救護組織が即座に出動する事態へと発展しました。
トラブルに見舞われたのは、サンパウロからリオデジャネイロのサントス・デュモン空港へ向かう予定だったLA3122便の機内でした。客席に座っていた子どもが負傷したことで、出発直前の機内は緊迫した空気に包まれました。
航空機が誘導路へ向けて移動している最中、同じ便に居合わせた乗客の医師が異変に気づき、その場で緊急の初期手当を実施しました。医師による迅速な処置によって応急的な止血が行われ、傷の深刻度が直ちに確認されました。
状況の重篤さを受け止めた機長は出発プロセスの中断を決断し、機体を再び駐機スポットへと引き戻す措置をとりました。この機材繰りの変更に伴い、折り返し運航が予定されていたポンテ・アエリア路線の後続便LA3929便は欠航が決まりました。
負傷した幼児はコンゴーニャス空港内の救護施設へ搬送されて初期診療を受け、その後は航空会社スタッフの支援を受けながら外部の病院へ移送されました。関係機関が連携し、児童の安全確保に向けた移動体制が組まれました。
サンパウロのターミナル誘導路で起きた機内救護事態の経緯
問題の事象は、サンパウロとリオデジャネイロを結ぶシャトル路線に投入されていたエアバスA319型機で発生しました。牽引車によって機体を搭乗ゲートから押し出して誘導路へ向かわせるプッシュバックの最中、幼児が座席シートベルトの金属製バックル部分に指を挟み、深い切り傷を負いました。
周囲の乗客が家族の動揺に気づいて騒然となる中、同じフライトに乗り合わせていた医療従事者が名乗り出ました。一般の搭乗客として居合わせた医師は患部の出血を抑える医療処置を座席上で施し、飛行を継続することが衛生上および医学的に不可能であると判断し、客室乗務員を通じてコックピットへ危機的状況を伝達しました。
機長は直ちにサンパウロ管制塔に対して機内医療非常事態を宣言し、駐機場への優先的な引き返し許可を要請しました。専門チャンネルが傍受した航空無線交信記録によると、操縦席から地上管制に対し、ボーディングブリッジへ完全に接続する前の段階から緊急医療支援の手配が強く求められていました。
運航打ち切りとなった当該便と機材に関する詳細情報
- 発生便および使用機材:LATAM Airlines Brasil運航のLA3122便(エアバスA319型機)
- 予定航路:サンパウロ・コンゴーニャス空港からリオデジャネイロ・サントス・デュモン空港
- 運用への直接的影響:折り返し便となるポンテ・アエリアのLA3929便が欠航
- 発生のタイミング:滑走路進入前の地上走行およびプッシュバック工程中
- 発生確認日:2026年9月28日(月曜日)
負傷した幼児の緊急降機と市内の専門病院への搬送支援
ゲートへ機体が再接続されると、付き添いの保護者とともに幼児はいったん機外へ降機し、空港詰めの救急医療スタッフによる一次スクリーニングを受けました。空港の基本規定に則り、まずはコンゴーニャス空港内の固定医療ポストにおいて止血包帯の処置とバイタル確認が行われ、市街地搬送に耐えうる容態の安定化が図られました。
初期処置の完了後、救急車が手配されてサンパウロ市内の専門総合病院へと家族が搬送されました。LATAM Airlines Brasilは公式声明において、専任スタッフを救護現場に派遣して病院まで同行させ、家族に対する実務的な移動補助および継続的な組織的サポートを提供したと説明しました。
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月曜日の夕方に公表された会社発表の中で、航空会社は負傷した乗客とその親族に対して深い共感とお見舞いの意を表明しました。同社はLA3122便の出発前に起きた事故に関して家族に寄り添う姿勢を強調し、必要とされる高度な医療ケアを施すため地上におけるあらゆる優先手順を即座に稼働させたと説明しています。
ポンテ・アエリア路線の欠航と乗客への無料振り替え対応
搭乗口への急な引き返しと乗客救護に時間を要した結果、当該エアバスA319型機のフライトスケジュールには大きな変更が生じることになりました。安全運航基準に基づく点検と乗客対応のため、同機材は同日午後の時間帯を通じてコンゴーニャス空港に留め置かれ、リオデジャネイロ側から折り返す予定だったLA3929便の運航中止を余儀なくされました。
主要幹線の運航停止により旅程の変更を余儀なくされた利用客に対し、航空会社は対応方針をアナウンスしました。影響を受けた搭乗客は、同社公式アプリやウェブサイトの自動サービス、または空港内カウンターを通じて、後続便への無手数料での振り替え手続き、あるいは航空券代金の全額払い戻しを選択できる体制が案内されています。
航空当局の安全基準とシートベルト金具の技術調査
民間航空の安全規制において、駐機場での移動、タキシング、離着陸の全行程で全搭乗員および乗客がシートベルトを常時着用することは義務事項とされています。とりわけ保護者の膝の上に座る乳幼児や専用シートに着席する児童に関しては、機体が動き出す前にベルトが正常にロックされているか客室乗務員が目視で確認する手順が厳格に定められています。
航空分野専門のジャーナリストであるMateus Santana氏が伝えた初期分析によると、金具の締結部分がどのような力学的経緯で幼児の指に負傷を与えたのか、詳しいメカニズムの解明には専門家の検証を要する状況です。現行の公表段階では、皮膚組織の損傷の深さや患部の詳細な状態、幼児の正確な年齢、挟み込みに至った具体的な物理的要因は伏せられたままとなっています。
航空安全監督当局および社内調査チームは、2026年9月29日(火曜日)にかけて事故報告書の詳細な精査を進めています。運航に使用されたエアバスA319型機の座席装置に製造上の不具合や部品の破損が存在しなかったかを含め、設備側の安全性確認が慎重に進められています。

