コティア母子殺害 容疑の実業家の一時拘留をサンパウロ州司法が維持 2026年11月5日著者 Luís Henrique Costa
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サンパウロ州司法裁判所(TJSP)は、コティアで弁護士と息子が死亡した事件の容疑者、実業家Eric Conrado Alves de Almeida(41歳)の一時拘留を維持した。決定は2026年11月5日、身柄を押さえた後に行われた審問(オーディエンシア・デ・クストディア)で出された。死亡した弁護士のAnna Gabriela Faria Lima(29歳)は2020年から弁護士として活動していた。
審問では、逮捕状の執行手続きが適法だったことも確認された。TJSPは、逮捕状の執行に不備は見つからなかったと明らかにした。容疑者は警察署で報道陣に対し犯行を否認したが、警察は母子の死の責任を本人だけに問うている。正式な取り調べ(インテロガトリオ)のため、身柄は拘束されたままとなる。
鑑識が調べる首の圧迫痕と薬物の有無
遺体は母子とも、2人が暮らしていたコティアのLajeado地区のアパートで、ベッドに並んで見つかった。銃で撃たれた痕や刺し傷はなかったが、首には絞められた跡と一致する圧迫の痕があった。科学捜査を担当する技術科学警察(Polícia Técnico-Científica)は、2人が鎮静剤を飲まされたうえで窒息したかを調べている。法医学研究所(Instituto Médico Legal)の毒性検査の結果を待っている段階だ。

捜査は、女性であることを理由にした殺人(フェミサイド)と、母親を苦しめる目的で子どもなど近親者を殺す行為(ヴィカリサイド)の容疑で進められている。この分類は、近親者や子どもが母親を傷つけるために命を奪われた場合に適用される。コティア署は事件を暫定的に、この二つの罪名で登録した。
防犯カメラは、Estrada Manoel Lages do Chão にある建物の入口を捉えていた。日曜日の夜には、女性と子ども、容疑者の3人が建物に入る様子が映っていた。その後、月曜日の未明には男性だけが入口を出て通りへ向かった。遺体が見つかるまで、ほかに建物へ入った人物は確認されなかった。
事件が警察に伝わったのは、容疑者本人から弁護士事務所に電話があったためだ。電話で容疑者は、住所を伝えて2人が死亡していると話した。特殊部隊(Grupo de Operações Especiais)は水曜日の夜、容疑者を逮捕した。警察の記録によると、容疑者は事件の直後に母親へ38回電話をかけていた。裁判所は当初、30日間の一時拘留を命じている。
3日の発見から5日の埋葬までの経過
- 2026年11月1日:防犯カメラが、女性と子ども、容疑者の3人が建物に入る様子を記録。
- 2026年11月2日:午前2時14分ごろ、容疑者だけが建物を出る。
- 2026年11月3日:弁護士事務所からの通報を受けて警察が現場へ行き、母子の遺体を確認。
- 2026年11月4日:容疑者が特殊部隊に逮捕され、Interpolの指名手配リストにも載っていた。
- 2026年11月5日:審問で一時拘留が維持され、被害者は Cemitério Parque do Morumbi に埋葬される。
女性への暴力に関する相談と通報の窓口
- 180番:女性のための相談窓口(Central de Atendimento à Mulher)。全国で24時間、無料で利用できる。
- 190番:州軍警察(Polícia Militar)。現行犯や差し迫った脅威がある場合に通報する。
- 電子署(Delegacias Eletrônicas):サンパウロ州民間警察のポータルから被害届を出し、保護命令を申請できる。







